ぴのこのはなし

個性的な家族と育つ母のブログです

安全にできるようにした事

 

長男あおは今22歳

知的障害中度

障がい者雇用で働いています。

 

発達に障害がある子どもにとって、通常少し練習すれば出来るような事も、何ヶ月、何年単位で練習しないと出来ないことばかりでした。

 

縄跳び、靴のちょうちょ結び、エプロンの後ろのちょうちょ結びも時間がかかりました。

 

頑張っても頑張っても出来るようになる保証はありません。

身につかない経験もあり、経験するために経験をすると言う事もありました。

 

自転車に乗れるようになるとお友達の家へ自転車で行くようになります。

 

このままの状態では危なくて1人では行かせられないので、毎回ついていく…

そんな事はできません!

 

「心配だから自転車で行かせない」と言うよりも、まず休みの日に家族みんなで自転車で出かけながら交通ルールを教えました。

 

初めは危険で周りにも迷惑をかけていたと思います。

お父もお母も鬼コーチになりました😡

 

そしてもう一つ心配なのは火を使う事でした。

私が仕事に行っている間、一度勝手に火を使ったことがありました。

 

療育の先生に相談すると

使わせないより安全に使えるようにする

と言う事を教えていただきました。

 

 

 

 

出来るようになるまでは、お母がいない時は絶対に火を使わない事を約束して一緒に調理をしました。

あおは「こんどひあそびをしたら  けいさつへいきます。」と書いて冷蔵庫に貼っていました。(~_~;)

 

療育では高学年になると毎回調理があります。

宿題として包丁を使ったり、調理をします。

そこで包丁と火の扱いを再度練習しました。

 

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療育とは
障害をもつ子供が社会的に自立することを目的として行われる医療と保育。

デジタル大辞泉の解説より

 

その宿題をするようになる頃、もう調理に全く興味が無くなっていたので、逆に苦労しました。( ;´Д`)

 

先日のお正月休み、朝ゆっくり起きてきたあおが目玉焼きを作ると言って久しぶりにキッチンに立っていました。

 

私も娘もリビングから

「ベーコンもあるよ〜。ちょっと水入れて蒸し焼きにするといいよ〜。フタはフライパンに合うのみつけて〜。」

と、言うだけで近くに行きませんでした。

 

自分でパンを焼き、ベーコンエッグを挟んでサンドイッチにしていました。

ネスカフェバリスタiならカフェラテも自分でつくれます。٩( ᐛ )و

 

療育を頑張った結果は子どもが大人になってからの方が実感できます。

 

療育すごいなぁと実感しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

インフルエンザの予防注射を受けている理由

21年前インフルエンザが大流行した年は予防注射、治療薬が無くてたくさんの方が亡くなりました。

その1〜2年後タミフルができたと思います。

 

高熱で熱性けいれんをおこして救急車を呼んでも受け入れ先の病院が無い程の大流行だったのです。

 

あおはその年1歳3ヶ月で、熱があって小児科にかかりました。

帰宅してすぐに寝てしまったので起きたら解熱剤を入れようとしていました。

 

目が覚めると同時にケイレンをおこし、なかなか意識が戻らずチアノーゼで顔が黒くなってきました。

 

私は(落ち着け落ち着けと思いながら)震える手で救急車を呼びました。

 

受け入れ先がなかなか決まらず、長い時間家の前で救急車が停まっていました。

 

救急隊の人が小さい酸素マスクを当ててくださる中、意識が戻らない車好きなあおに向かって「あお!救急車に乗ってるんだよ!」とわけのわからない事を言ってました( ;´Д`)

 

頭に酸素がいっていない。死んでしまう…

必死で声をかけていました。

 

しばらくして救急車が動き出しました。

受け入れ先は医療センターでした。

入院施設はありません。

 

ケイレンしていた時間が長かったので左手と左足に麻痺が残るかもしれないと言われました。

このまま家に連れて帰るのは心配で、しばらくオムツ替えベッドで休ませていただきました。

 

その間今までかかったことのある入院施設のある病院に問い合わせましたが、ベッドが一杯でだめでした。

 

医療センターの当番医の先生がちょくちょく見にきてくださり、「小さいケイレンがまだあるね。うちの病院は遠いんだけど、そこでよければまだ空きがあるみたいだから行きますか?」と声をかけてくださいました。

 

本当にありがたいお言葉でした。

5時間後、あおの意識が戻りました。

でもまた夜中に高熱になり、看護師さん数人でアルコールで体を拭いたり体を冷やしたりしてくださいました。

 

あの時家に戻っていたらと思うとゾッとします。

あおの状態が安定するまで5日間親子入院していました。

 

そこは大きな大学病院で、6歳の時にADHDと診断をうけたのもその病院です。

 

おかげさまで左手と左足に麻痺が残ることはありませんでしたが、ずっと熱のせいで障害が残ったと思っていました。

私が早く座薬を入れていればと悔やんでいました。(生れつきだと言われたのは19歳の時。私が受け入れられたのはあおが21歳になってからです。)

 

というわけで、インフルエンザにかかることがコワイのです。(予防注射をしても違う型にかかった私ですが…笑)

 

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もう、息子にジミニークリケットはいらない。

長男あおは今22歳

知的障害中度

障がい者雇用で働いています。

 

知的障害との診断は小6で、それまでは多動、情緒障害が目立っていたのでADHDという診断でした。

 

とにかく次の行動が読めないので、一緒に行動する時はいつも側についていて直ぐに静止出来るように

あおの一挙手一投足、言動が心配で常に見ていました。

…というか見張っていました。

 

その私の見張る行為は、あおが中学になる頃まで続いていました。

 

多動が落ち着いてくると少し離れたとこれから見守れるようになったのですが、見張りグセは治りません。

 

家族で遊びに行ったり、旅行しても何も覚えていません。

いつもあおの背中を追っていたから。

 

他のお子さんが騒いでいたりチョロチョロしても子どもはそんなものと思えるのに

我が子になるとどうしてだめなのか。

 

そんな自分が本当に嫌で

とても疲れました。

 

でもあおが成長するにつれ、だんだんと一緒にいる時間が短くなってきて私の目が届かないようになってくると、少しずつ気にならなくなってきました。

 

あおが成長して、問題行動をしなくなったからかなぁと思っていました。

考えてみると小学校に入ってから外で問題行動をしていないのです。(幼稚園時代は服薬をしていなかったので、先生方に迷惑をかけたりお友達に相手にされない事もありました。)

 

ずっと、何かダメなことをしたら周りは私の躾のせいだと思うのではないかと思っていました。

 

今でも職場で注意を受けることがあるのですが、家で教えても教えても上手くいきません。「親は何をしているんだと思われているのではないか。」と思ってしまいます。

 

そんな事を考えていたら

もう1人の自分が、「あら、ぴのこさん死ぬまで心配してるの?そろそろあお君を信じてあげなさいよ。あなたが死ぬ時にあお君のせいで何も出来なかったって言わないでよ。」と言ってきました。

 

私は以前長女に「お母が死んだらあおの守護霊になって耳元で行動を教えたい。

ピノキオに出てくるジミニークリケットみたいに。」(ジミニークリケットは守護霊ではないけど。)

と言っていました。

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でも、もう大丈夫。

私は生きている間に、あおが自立が出来るように充分やってきた。

身近で見てくれていた人はみんな知っている。

 

教える事は教えてきたんだ!

 

 

後は早く外に出して(親元から離して)見守って行かなくては。

 

そしての私の人生を楽しもう🎶

 

 

 

 

 

 

 

アンガーマネジメント

 

 

夫と娘はよくケンカをします。

娘はもういい大人です。

そのケンカがまた激しい口喧嘩!

 

2人とも顔も性格も良く似てるし、口調までソックリΣ(・□・;)

 

2人のケンカが始まると犬のウーちゃんはハウスへ入り壁に向かって座っています。

 

あおは仕事だったので不在。

昼食中だったので、私と末っ子のきい(高3)は普通にテレビを見ながら食べ続けます。

慣れてしまっています。

きいは終始無言。

 

時々私が「それは言い過ぎじゃない?」とか

「今はその話はちがうんじゃない?」とエスカレートしないように口を挟みます。

 

そしてお父は怒りながら自分の部屋へ行き

私は娘をたしなめる。

 

あれ?2人ともこの本読んでませんでした?

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アンガーマネジメントとは

怒りを予防し制御するための心理療法プログラムであり、怒りを上手く分散させることができると評価されている。怒りはしばしばフラストレーションの結果であり、また自分にとって大事なものを遮断されたり妨害された時の感情でもある。怒りはまた、根底にある恐れや脆弱感に対する防衛機制でもある。

ウィキペディアより

 

娘が買って読んだ後

「これ、お父も読んだ方がいいよ」

って渡して2人とも読んでたよね?

 

お母からのお願い

2人とももう一度読んでください。

 

 

 

これからも一緒にがんばる!

長男あおが小1の時はADHDと情緒障害と言われていました。

 

小学校に入る時は名前を書くのがやっと。

1+1=2も何回教えても意味がわかっていませんでした。

 

宿題を教えるのが大変で何時間もかかる日もありました。

 

ひらがなも書けない文字がありました。

それは      です。

 

何回も何回も練習しました。

でも、書けません。

私は叱りました。

なんで書けないんだと。

 

そして諦めました。

いつか書けるか(*^▽^*)

いつか笑い話にしよう!と。

 

いつのまにか普通に書けるようになりました。   笑

 

さっきあおに「1+1は?」と聞いてみると

あお   「   2!   あ、田んぼの田って言うと思った?」

    私     「おかあは真面目にきいてるの!田んぼの田なんて言ったらぶっ飛ばしてたよ。💢」

 

あお   「ふざけていい時とダメな時あるもんね(^ ^)」

 

私の質問の方がふざけてますけどねσ^_^;

 

今まだ職場で叱られることもあるね。

時間がかかるかもしれないけど、きっとできるようになる!

 

これからはまたお母もがんばるよᕦ(ò_óˇ)ᕤ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アウトドアビレッジに行って来ました。

 

 

 

今日娘と一緒にアウトドアビレッジへ行って来ました。

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アウトドアに特化したショッピングモールです。

 

中にはアウトドアショップの併設レストランやカフェもあります。

 

ボルダリングを教えてくれる教室もありました。

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夫の誕生日プレゼントを買いました。

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火傷から手を守るスノーピークのファイヤーサイドグローブです。

焚き火をする時に使って欲しいと思います。

 

ラッピングするか、キャンプ場で焚き火をする時に出すか迷い中。

 

きっと喜んでくれるはず(*^▽^*)

 

帰りにこんなガチャガチャをやりました。

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Colemanのランタンのキーホルダー

ちゃんとライトがつきますよ♪

 

娘は初めて行ったので、キャンプ道具をたくさん見れてとても楽しかったようです。

帰ったらすぐにキャンプ動画を見ていました。

 

私より先にソロキャンプデビューするかもしれませんね( ´∀`)

 

大殺界がはじまる〜

今年から3年大殺界が始まるぴのこです(*^▽^*)

 

前回の大殺界は子どものことでいろいろあったり、鬱が始まったり、父の介護、父の死がありました。親戚の問題なんかもありました。

あーやっぱりこういう事なんだなぁと思いました。

でもまあ、私自身だけの事だったので我慢できました。

 

今回の大殺界は何が起こるんだろうと思っています。

静かにして3年間を過ごすしかないなぁと思っています。

 

気がかりなのは、去年の子宮頚がんの精密検査の結果で、ガンではないけれどガンになるかもしれない細胞が見つかって3ヶ月に1回細胞診をしなくてはいけない事。

そして新たに乳がん検診の結果が要精密検査だった事です。

封筒で中の厚みがあったので、あらら…これは異常があったなぁとわかりました。

すぐに精密検査の予約を入れました。

精密検査は1月23日。1ヶ月程先しか空きがありませんでした。

 

1月は他にも肺がん検診があります。( ;´Д`)

 

 

引きこもりになって寝込んでいる間に免疫力が無くなったなぁと自覚があります。

 

今はとりあえず受け入れて検査をするしかありません。

先のことは結果が出てから考えます。

 

大殺界かぁ…

こういうのすごく気になる(ノ_<)

 

 

 

 

あなたにとって時計とはどういうものですか?

 

昔々私が若い頃(まだ携帯電話というものを一般人が持っていない頃)みんなが腕時計をしていました。

 

そんな頃、テレビか雑誌か何か忘れましたが「あなたにとって腕時計とはどういうものですか?」という質問を見ました。

 

その頃私はお風呂以外寝るときもずっと腕時計をしていました。

高校を卒業して仕事をしていたので時計を忘れたら…という不安からです。

考えると高校に入学するときに腕時計を買ってもらってから何回か時計を忘れる事があったので、その不自由さが嫌で寝る時もするようになりました。

 

「あなたにとって腕時計とはどういうものですか?」

 

その時の私には「なくてはならないもの」でした。

肌身離さず付けておきたいものでした。

 

その、「あなたにとって時計はどういうものですか?」の時計の所を「恋人」に置き換えると言う心理テスト(心理テストって言うのかな?)でした。

 

私は「なるほど〜そうだそうだ。これ考えた人すごい!」とおもいました。

これが結婚前の話。

 

それから数年後に子どもを産み腕時計をしなくなりました。

腕時計はバックの中に入れっぱなしになり、そのうち携帯電話に変わりました。

時間を知りたい時に時間がわかればいい。身につけていなくても持ち歩いていればいいというように変わりました。

その時もこの話を思い出して「旦那さんの居場所がわかればいつも側に居なくても大丈夫。」

この心理テストよくできてるなぁ  笑

と思っていました。

 

 

そして今、腕時計は全く必要なくなりました。時間はスマホで見ています。

家にいるときはblogをしたりお風呂にも持ち込んで動画をみたりしますが、よくスマホを忘れて出かけますσ^_^;

短い時間なら問題ないのですが、長い時間だと本当に不自由です。

 

今はあって当たり前のスマホ

ですが今は無いと何にもできない事がわかります。

時間も分からないし待ち合わせも出来ない。

連絡をするにも不便だし、暇つぶしも出来ない。

 

これを全て恋人(私の場合は夫ですが)に置き換えると不思議な感じがしますね。

よく出来た心理テストだなぁと思います。

 

あなたにとって時計(または時計に代わるも)はどういうものですか?

 

考えてみるとおもしろいですよ(*^▽^*)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力をぬいて少しがんばる

今年もよろしくお願いいたします(*^▽^*)

 

昨年からblogをはじめて

初めは知的障がいの息子の事を中心に

時々日々の事を書こうとしていました。

 

でも、なんかキレイごとばかりで本音ではないなぁと思いはじめて書きにくくなって方向がわからなくなりました。

 

皆様からのアドバイスをいただいて思いました。

力をぬいてカッコつけないで思った事を書きます。

 

きちんと見られたいと思って頑張って生きてきましたが、無理をしてきました。

自分らしくなかったんですねσ^_^;

 

やるべき事は頑張って、頑張らなくていい事はやりません。

毎日blog更新を目標にこんな時間ですがアップします(*^▽^*)

 

新生ぴのこをよろしくお願いいたします♪

 

 

 

 

モヤモヤ

今年の誕生日からブログを始めて4ヶ月経ちました。

読んでくださる方、コメントをくださる方、スターをくださる方、とても嬉しいです。

そして読者登録までしてくださりありがとうございました😊

 

今年の後半は皆様に支えていただき、楽しい日が増えました。

 

今年の誕生日からblogを始めて、まだまだわからない事だらけです。

内容も方向性が決まっていないなぁと思いながら続けています。

自分で何がしたいのか自問自答したりして、結局どうしたいのかわりません。σ^_^;

 

そんな中、昨日はてなブログproにしました。

きっかけがなくて、いずれはしたいと思っていたので今年のうちにと衝動的に夜中に登録しました。

 

登録したものの衝動買いのような気持ちで本当はいらなかったのではないかとモヤモヤしています。

明日から新しい1年が始まるというのにテンションが下がってしまいました。

 

ブログ友の皆さんに甘えて愚痴ってしまいました(ノ_<)

平成最後の大晦日に明るい話題でなくてごめんなさい。

 

でも、書いているうちにモヤモヤが少し無くなってきました。

ありがとうございます😊

 

こんな私ですが来年もよろしくお願いいたします🙇‍♀️

 

良いお年をお迎えください!

 

ぴのこより