お疲れ様です。
ぴのこです(*^^*)
特別支援の高等学校の2年生、3年生のお子さんは就労に向けて頑張っている事と思います。
親御さんは就労先が決まるまでハラハラですよね?
( ;´Д`)
あおは実習をしてもなかなか就労に繋がらなくて とても心配でした。
挨拶、返事、質問ができない。
言われた手順通りにできず、自分の好きなように動いてしまう。
療育や家で何年も教えていたのにです。
小さい頃から極度の恥ずかしがり屋で人前で名前も言えない子でした。
緊張すると体に力が入り歯をくいしばってしまいます。
頑なにと言うか往生際が悪いなぁと思ってしまう事もありました。
中学校に入ってからは毎朝
「元気に挨拶してね!」
と送り出していました。
普段は多弁で声が出るので、挨拶、返事が出来る子だと思われます。
実習先では
出来ると思っていたのに返事も出来ない子
になります。
初めての実習先でも返事ができない・指示通りに動けない・声が出なかったので、おかあが見学に行く日も1つ1つ注意をしたくなりました。
「ここはハイってへんじでしょ?」
「わからない時はもう1回きいて!」
「変な事言わないように!」
言いたい言いたい…でも、見守る‼︎
親子面談では、あおの代わりに答えたいけれどガマンガマン‼︎
忍耐が鍛えられます。(>人<;)
そんな中
「今朝、顔を洗いましたか?」
と、聞かれました。
余裕余裕!「ハイ」でしょ?と思いました。
ところが
あお 「はい、目だけ洗いました。」
『えーーー( ̄◇ ̄;)』ガッカリ…
横に座っていたあおの顔を思いっきり凝視しました。(−_−;)
そういえば、この年の3月までキッチンで歯磨きと洗顔をさせていました。
声かけできて見守りできてその間はバッチリ出来ていたので、4月から洗面所でという事にしたのでした。
出来ていると思っていたのに見ていないと出来ていなかった…まだまだ声かけが必要でした。
そして、目だけしか洗っていなかったあおに
「なんでハイって言わなかったの?」とは言えません。
うそはいけません。
この後3つめの実習先で就労に繋がったのですが、働き始めて4年目の今でも
「ちゃんと顔洗った?目だけじゃないよね?」
「大きな声で挨拶できてる?」
「わからない事は何度でも聞くこと!解ったフリをしてると失敗するよ!」など時々口うるさくしてしまいます。
おかあは、3つの実習を通して
○ 親が我が子に向いていると思っていた仕事 と実習をやってみて合っている仕事は違う。
○ すぐに実習に繋がらなくても合う就労先に巡り合えるので焦らない。
○ 親は生活習慣を整え、挨拶・返事・質問する力などのコミュニケーション力をつけてあげる。
○ 子どもの頑張りを見守る
と言うことを感じました。。゚(゚´ω`゚)゚。